ログ出力のカスタマイズ

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ライセンスの使用状況

ロギング・ディレクトリ
ライセンス使用状況のサマリとログが保存されるディレクトリ。 使用可能なディレクトリのリストを変更するには、SFLMサーバの起動前に環境変数SFLM_USAGE_DIRECTORIESを設定します。
ロギング・モード
ロギング・ディレクトリに出力される情報の量を制御します。 注: チェックアウトとチェックインのログ出力には、かなりのディスク容量が必要となることがあります。
Off
ログ出力を行いません。
ProductSummary
各製品(ライセンスID)の使用状況のサマリ。
UserSummary
ユーザごとの各製品(ライセンスID)の使用状況のサマリ、 および(全ユーザの)製品の使用状況のサマリ。
ProductLog
すべてのライセンスのチェックアウトとチェックインのログ、 および製品の使用状況のサマリ。
AllLogging
すべてのライセンスのチェックアウトとチェックインのログ、 および製品とユーザごとの使用状況のサマリ。

詳細については、 ヘルプ・トピック > 高度なトピック > ライセンスの使用状況の統計 を参照してください。

システム・ロギング

システム・ロガーに渡されるログ・メッセージを制御します。 このシステム・ログは、UNIXではlocal5として渡され、/etc/syslog.confで制御されます。 Windowsでは、イベントビューアを使用して表示可能なアプリケーションログに保存されます。

ログ・レベル
このプルダウンメニューは、システム・ロギングのログ出力レベルを制御します。 以下のログ・レベルの説明を参照してください。デフォルトのログ・レベルは注意(notice)です。

ファイル・ロギング

システム・ロギング機能を使用する代わりに、SFLMサーバでは単にメッセージをファイルに出力することができます。 システム・ロギングよりも設定は簡単ですが、ログ・サイズが監視されないので危険も伴います。

ファイル名
ログ・メッセージが付加されるファイルを指定します。
ログ・レベル
このプルダウンメニューは、ファイル・ロギングのログ出力レベルを制御します。 以下のログ・レベルの説明を参照してください。 デフォルトのログ・レベルはOffです。

詳細ログ/メッセージの出力

デフォルトではオフです。 これをオンに切り替えると、より詳細なログとログ・メッセージが出力されます。

サーバの現在のすべての設定を再度読み込むには、 Restore. をクリックします。
設定の変更を保存するには、 Save Changes をクリックします。

ログ・レベル

以下のログ・レベルは、ログに出力されるメッセージの重要度を制御します。 ログ・レベルが設定されると、そのレベルとそれよりも上のレベルのメッセージがログに出力されます。 たとえば、ログ・レベルが[エラー(err)]に設定されている場合、エラー(err)、危険(crit)、アラート(alert)、および緊急(emerg)レベルのメッセージがログに出力されます。 これらのログ・レベルは、UNIXの標準ログ・メッセージ・レベルと一致しています。

ログ・レベルの説明
Off
ログは出力されません。
緊急(emerg)
システムが使用不可の状態
アラート(alert)

ただちに修正が必要な状態
例:

  • ライセンス・ファイルにエラーが含まれている。 こうしたエラーは、ライセンス・ファイルの破損や編集により発生する可能性があります(ライセンス・ファイルの編集は許可されていません)。
  • ライセンス・ファイルで指定されていないシステムに、SFLMがインストールされている。
  • システム・クロックが変更された。
  • ライセンスの有効期限が迫っている。
  • ライセンスが当分有効にならない。
  • SFLMサーバが終了された。
  • サーバのメモリが不足している。
危険(crit)
危険な状態
例:
  • ハードディスク・エラーなどのハードウェア障害。
  • メモリの破損。
エラー(err)

エラーの状態
例:

  • MACアドレスを取得できない。
  • プログラムを登録できない。
  • SFLMのインストールが失敗した。
警告(warning)

警告の状態
通常は致命的なエラーではありません。
例:

  • サーバが閉じられていない文字列を受信した。
  • ライセンスが古い。
注意(notice)

エラー状態ではありませんが、特別な処理を要する状態
例:

  • 詳細ログ/メッセージの出力がオンになっている。
  • すべてのライセンスが使用中である、またはライセンスが検出されないためライセンスのリクエストが失敗した。
  • ポートへの接続を試行した。
  • 新しいハードウェアなどが原因となり、マシンIDが変更された。
  • サーバの状態が、クリア処理中となっている。
  • 特定のライセンス・ファイルを読み込んだ。
情報(info)

情報メッセージ
例:

  • ライセンスのチェックアウトおよびチェックイン情報。この情報には、ユーザ名、マシン名、製品名、およびプロセスIDが含まれています。
  • その他、無視しても問題のないリクエスト。
デバッグ(debug)
プログラムをデバッグするときにのみ使用する情報で構成されるメッセージ
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