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XP Service Pack 2により、他のマシンからのローカルWebサーバへのアクセスを防ぐファイアウォールの利用が可能になります。SFLMはWebサーバであるため、Service Pack 2がインストールされると、他のマシンからのアクセスはできなくなります。この問題を解消するには、次の4つのコマンドを発行してください。また、SIPCにも問題がある可能性があるため、そのポートの開放するためのコマンドも実行します。
- netsh firewall set portopening proto=tcp port=3162 "SFLM-Standard Floating License Manager"
- netsh firewall set portopening proto=udp port=3162 "SFLM-Standard Floating License Manager (UDP)"
- netsh firewall set portopening proto=tcp port=111 "ONC/RPC portmap"
- netsh firewall set portopening proto=udp port=111 "ONC/RPC portmap (UDP)"
- netsh firewall set portopening proto=tcp port=2809 "SIPC-Corba Name Service"
他のマシンからのローカルWebサーバへのアクセスを防ぐファイアウォールは、XP Service Pack 2をインストールすることで有効になります。多少の手間がかかっても、より高い安全性を要する場合は、ファイアウォールを介してメッセージを受信する特定のプログラムを使用することができます。これらのプログラムはバージョン分けされているため、あるバージョンをインストールした際、この手順を再度実行する必要があります。
- C:\Silvaco\bin\rpc.sflmserverd -WV
「7.3.0.R」というような行が返されます。
実際の作業では、返された番号を下記の<7.3.0.R>の部分に代入してください。
- netsh firewall set allowedprogram "C:\Silvaco\lib\rpc.sflmserverd\7.3.0.R\x86-nt\rpc.sflmserverd.exe" "SFLM-Standard Floating License Manager"
- netsh firewall set allowedprogram "C:\Windows\system32\portmap.exe" "ONC/RPC portmap"
- C:\Silvaco\bin\rpc.sflmserverd -WV
「1.0.9.R」というような行が返されます。
実際の作業では、返された番号を下記の<1.0.9.R>の部分に代入してください。
- netsh firewall set allowedprogram C:\Silvaco\lib\sipc\1.0.9.R\x86-nt\sipc.exe SIPC-Corba Name Service"
- netsh firewall set allowedprogram C:\Silvaco\lib\sipc\1.0.9.R\x86-nt\sipc_console.exe "SIPC-Corba Name Service"
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