リダンダント・サーバの設定

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[リダンダント・サーバの設定]ページでは、リダンダント・サーバ・クラスタを構成するサーバの追加や削除を行います。名前はサーバの優先順に表示されるため、すべてのサーバで同じ順序で表示されます。このことは、下記の手順5に関連します。


プライマリ・ライセンスがダウンしたり、ネットワーク・ルーティングが動作してはいるものの完全ではないといった場合に、リダンダント・サーバを設定することで、ライセンスのアップタイムを向上することができます。

リダンダント・サーバの設定には、ライセンスを取得したマシン1台に対して、少なくとも2台のサーバがアップしており、互いにやり取りできる状態である必要があります。さらに、クライアントがこの2台のサーバのうちのいずれかに通信できる状態となっている必要があります(アクティブ・サーバに通信できる状態)。

リダンダント・サーバのクラスタを構成するには、ベンダより特別のライセンスを取得する必要があります。この手順は下記の通りです。
1 シルバコ・ジャパン担当営業にリダンダンシ(冗長)サーバーを構築することを連絡します。
2 3台のマシンすべてに「sflm -install」を実行します。
3 Webブラウザを起動し、アドレス・バーにURL「http://machine:3162/」(machineはマシンのホスト名)と入力すると、登録プロセスが開始されます。この登録プロセスを、最後まで実行します。登録手続きが完了したら、3台のサーバ・マシンのコード名をシルバコ・ジャパンの担当者へ連絡してください。
4 ライセンス・ファイルの準備が完了すると、シルバコ・ジャパン・ライセンス担当者より通知があります。この通知を受けたら、Webブラウザで「http://machine:3162/」を開き、[ライセンスのインストール]をクリックします。発行されたライセンス・ファイルを、各リダンダント・ライセンス・サーバ・マシンにインストールします(このライセンス・ファイルには、ライセンス・サーバとして設定された3台のマシンのマシン証明書一覧が記載されています)。
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以上のステップを完了したら、Webブラウザで「http://machine:3162/」を開き、[リダンダント・サーバの設定]を開きます。[サーバを追加]フィールドを使用してサーバを1つずつ追加します。追加したサーバは[サーバ・リスト]に表示されます。同作業は各リダンダント・ライセンス・サーバ・マシンすべてで行ってください。


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